日々の記号論(9‐11月)

◆ 目的:

 人間の実践には記号の使用が伴います。しかし、それが自覚的に行われることはあまり多くありません。例えば、私たちは話し合うときに、言葉だけでなく表情や身振りといった非言語的記号表現も伴わせてコミュニケーションを行っています。 しかもコミュニケーションにおいては非言語的記号表現のほうが言葉よりも大きな役割を果たしているといわれます。とすれば、そういった記号の使用に自覚になることでコミュニケーションの質を上げることができるといえるのではないでしょうか。

 また私たちは自然現象の予兆や痕跡、動物の行動、病気の症候、人工的な標識などの記号を読み解きながら、日々の生活を営んでいます。さらにいえば、対人支援が軸となる臨床の現場ではちょっとした仕草や生活の変化が、その後に起こる大きな変化の徴候になっていることがあります。 

 この授業では、さまざまな記号の在り方や効果を学ぶことで、私たちがなにげなく行っている記号実践を自覚的に扱えるようになることを目指します。記号実践は日々の営みから社会実践に至るまで幅広い範囲で行われているため、記号実践を鍛えることは汎用力を身につけることになります。 


◆ 目標:

 * 記号の基本的な在り方を理解し、分類することができる。

 * 記号がどのように機能しているかを捉えることができる。

 * 記号を効果的に使用することができる。

 * 他者(動物も含む)の生活世界をより良く理解することができる。 


◆ 定員:8名


◆ 授業計画:

1回目:オリエンテーション+聴くこと

2回目:見ること・見られること

3回目:触れること・触ること

4回目:オノマトペ

5回目:デザイン

6回目:社会

7回目:身振り

8回目:言語行為

9回目:表情

10回目:間(ま)

11回目:全体の振り返り


◆ スケジュール:

A:火曜日の10:30 ~ 12:00 【9月】5、12、19、26 【10月】10、17、24、31 【11月】14、21、28


◆ 料金:25,000円(10回分、初回分は無料)

支払い方:① 一括払い(振込 or 現金) 

     ② 月謝払い(振込 or 現金)  

     ③ 各回払い(現金:1回 2,500円) など、支払いやすい方法で対応します。

※ 大学生・高校生などはそれぞれの状況に応じて学割対応しようと思いますのでご相談ください。


◆ 申し込み:

 以下のアドレスに「お名前」「メールアドレス」、メッセージ欄に「授業名:日々の記号論」、「受講を希望する時間帯のアルファベット」、「短めの自己紹介」を記入して送信してください。折り返し確認の連絡させていただきます。

 teki-juku.2nd_house[あっとまーく]ymail.ne.jp

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