最近の仕事

最近の仕事のひとつは、専門学校の学生に向けた5回の哲学対話の実施とそれを授業化したシラバスを作ること。

学校側の要望は学生に「対話を通して本質を見抜く」力をつけさせること。しかし「哲学対話5回でそれを身に着けるのは無理ですよ」と言っておいた。向こうも技術屋なので理解されてると思うが、短期間で高度なスキルを得ようというのは甘い考えだし、実際5回だと出来て哲学対話のチュートリアルくらい。とはいえ、専門学校も時間が避けない事情があるのだろう。まだまだ認知度の低い実践ということもあって、試されている段階なんだと思う。

学校のなかで行う哲学対話なのだし、他の授業とリンクさせて使うのが適切かと思うが、はたしてどうなることやら。

まぁ私も初めての試みなのと、その専門学校の学生とまだ交流しておらず学生の感じが一切わからないので、とりあえず自己流でまとめてみた。p4c系できっといいモデルがあると思うけど、そっち系ではなくわざわざ私に頼んできたということで、自己流をやっていきつつ学生の反応を見てアレンジしていきます。